リモートレイドパスの価格やルールが2023年4月7日から変更。
「リモートレイド」勢に厳しい内容が、2023年3月末にポケモンGO開発チームから発表されました。
今回の調整で
・1日のリモートレイドバトルへの参加上限5回
・パス値上げ 1枚195ポケコインに!
などの変更があります。
具体的な変更点と、今後バトルへ参加するときの注意点をまとめました。
続きを読む: リモートレイドパス改悪?バトル上限・持てる上限・制限まとめリモートレイドパスとは?
本来レイドバトルへは、バトルが行われているジムへ近づかないと参加できません。
リモートレイドパスを使用することで、離れた場所からでもレイドバトルへ参加することができます。
リモートレイド(遠隔レイド)の参加方法は3種類
・付近のようすから近くで行われているレイドバトルへ参加する
・フレンドからリモートレイドの招待をうける
・Campfireのレイドグループに参加する
参加画面でリモートレイドパスを使用を選択ことで、離れた場所のレイドに参加することができます。
パスが消費されるのは、バトルが始まった後です。バトル開始前(ロビー)で退出した場合は、パスは減らずに手元に戻ってきます。
途中で都合が悪くなったり、人数が減ってしまって攻略が難しくなった時も安心ですね。
リモートレイドパスの変更はいつから?
【新体制】2023年4月7日(金)午前3時~
深夜の変更です。ご注意ください!
リモートレイドパスは感染症流行時「世界的なステイホームの中でもポケモンGOを楽しめるように」と生まれました。
人数の集まりにくい地方プレイヤーや、海外のフレンドともバトルを楽しめる!と大好評。外出自粛が終わった後も、継続することになりました。
優先的にポケコインや課金の対象にするプレイヤーも多いアイテムですが、一応当初の目的をクリアしたというタイミングでの変更と考えられます。
値上げやバトル回数減少など、今まで多く使っていたプレイヤーには痛い変更もあります。詳細をみていきましょう。
リモートレイドパス価格が値上げ!買いだめすべきか
変更前 | 変更後 |
---|---|
1枚 100ポケコイン | 1枚 195ポケコイン |
×3セット 300ポケコイン | ×3セット 525ポケコイン |
3セットがオトクにはなったものの、倍近い値上げとなります。
かなり大幅値上げといえるでしょう。正直私もショックです。
無課金でポケコインを集めていたプレイヤーの場合、
最大で2日に1枚 → 4日に1枚
セットで買おうとすると、今までは6日で買えていたのが11日かかります。
毎日コンスタントに50コイン集まらない日もあるので、無課金では単純に購入機会が半分になったと考えられます。
2023年は実地でのプレイを推奨し、それに対して特典が得られるような年にしていきます。
Pokémon GO開発チームより
この声明通り、これからは現地でレイドが基本。
それ以上やりたいなら課金しないと難しい。ただし回数制限あり。
という現地プレイ第一の状況にかわっていきそうです。
変更前に買いだめしておきたいところですが、リモートレイドパスは基本一度に3枚までしか持てません。使って2枚になったところで3枚買って、計5枚。これが最大のストックになります。
後から詳しく書きますが、最大所持数に変更はないとのこと。ポケコインに余裕があれば、値上げ前に3~5枚手に入れておきたいですね。
リモートレイドパスを使ったバトルの上限は1日5回!
2023年3月までは上限がなかったリモートレイドバトルの参加。これに新たに1日5回までという上限が追加されました。
この回数、ライトユーザーなら充分かもしれません。
ですが課金してリモートレイドを楽しんでいたトレーナーは不便になりそうです。
また人の集まりにくい地域では、自分以外ほぼリモートというフレンド頼みの状況もあるでしょう。
今回の上限によって「上限だから招待されても入れない…」と、バトルに人が集まりにくくなる状況が心配されています。
ただし『特別なイベントではこの参加可能数の上限を変更し、引き上げる可能性がある』とも発表されています。今後柔軟な対応があることを期待したいですね。
追記:実際の運営としては、レイドレイで回数が増えたりGO Festグローバルイベントでは無制限となったりとかなり柔軟に対応が行われています。
リモート参加のダメージ・人数は変わるのか
現在のリモートレイドバトルでの参加時は、与えられるダメージ量が減る仕様です(イベントボーナスで変更になる場合あり)。
このダメージ量が今後、さらに減少するのか現状維持かについては特に発表はありませんでした。
またレイドバトルは最大20人。そのうちリモートレイドバトルパス参加者は10名までという縛りがあります。
このリモート参加人数、実はリモートレイドバトルが実装された当初は「5人まで」。今回の発表ではとくに触れられていませんでしたが、今後もとの5人に戻される可能性はあります。
リモートレイドパスの入手方法に「大発見」追加
ここまで残念な変更ばかり解説してきましたが、少し良いニュースも。
変更前はリモートレイドバトルの入手方法は、ポケコインでの購入のみ。ですが今後「大発見」のリワードで手に入ることがあるようです。(※獲得はランダム)
ただし次に解説する一度にもてる上限に引っかかると、せっかくのパスがムダになってしまうかもしれません。
リモートレイドパスの所持上限は基本3枚のまま
現在のリモートレイドパスは持てる数は一度に3つまで。3つもった状態で追加購入しようとするとエラーになります。
※ただし、所持数が2枚の時に3枚セットを購入することはできるので実質最大5枚。
この点は変更がない、と明言されています。
そのためリモートレイドパスを3枚持っている時に「大発見」でリモートレイドパスを獲得した場合はうけとれません。代わりに「プレミアムバトルパス」をリワードとして受け取ることになります。
でも正直、リモートとプレミアムでは全然オトク度が違うというか…。私個人的にはプレミアムパスに変わってしまった時はとってもガッカリしました。
私のように、絶対チャンスを逃したくない!という方リモートレイドパスの残数にご注意ください。「大発見」リワードを受け取るタイミングは、念のためパスは2枚以下にしておいた方がいいかもしれませんね。
リモートレイドパスの変更は改悪と大不評
今回の発表は、国内外問わずリモートレイドパスを活用するプレイヤー達から大反発。私もレイドに人が集まりにくい地方プレイヤーなので、今回の変更は痛手でした。
値上げもですが「上限5回」があることで、いつも招待に応じてくれるフレンドさんが参加できない状況も考えられます。
追記:リモートレイド値上げ直後は招待の回数や招待に応じてくれる回数が体感として減っていました。ですが、半年4か月たった2023年9月現在は変更直後より招待の回数・応じるタイミングが戻ってきていると感じています。
ポケモンGOは位置情報ゲームなので、現地優先に再調整したい制作陣の意図はわかるのですが…。ちょっと厳しいな、というのが正直な感想です。
「リモートレイドパス」は今後も『Pokémon GO』の一部として存続させる予定です。ですが今回の変更は、『Pokémon GO』を長い目で見た際に必要となるものであり、決して安易に行うものではありません。『Pokémon GO』という他に類のない体験を維持し、今後も充実させていくという目標に向けた不可欠なステップとして、『Pokémon GO』がこれからも皆さんに楽しまれ続けるようなゲームになるよう取り組み続けていきます。
Pokémon GO開発チームより
リモートレイドパスは、ポケモンGO運営会社にとっても大きな収入源だったはず。値上げしたとはいえ、1日の制限を設けたことによる売り上げ減は避けられません。
売り上げ的な問題がある中で、あえて変更にふみきった以上考えがあってのことと信じたいところ。
プレイスタイルを変更しなくてはいけない方も多いと思いますが、開発チームの言葉を前向きにとらえ、今後の良い変化を期待したいと思います。
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