ポケモンGOでは、バトル中スペシャルアタックという必殺技を出すことができます。
ポケモンバトルでは、シールドは1試合につき2回までと制限があります。
いくらスペシャルアタックをシールドで防ぐことが出来ても、相手がどんどんスペシャルアタックを繰り出してくるのであれば、シールドが足りず負けてしまいますね。
そのため、スペシャルアタックを出すまでにかかる時間の差が勝敗を大きく左右します。
この必殺技とは何なのか。
発動までにかかる時間を短くすることはできるのか。
今回はこんな疑問について解説します。
スペシャルアタックとは
ポケモンGOでバトルする際、プレイヤーは2つの技を駆使して相手を倒します。
その2つが、ノーマルアタックとスペシャルアタックと呼ばれる技です。
この2つの技の違いは何なのでしょうか?
ノーマルアタックとは
対戦に選出しているポケモンのノーマル技を相手に与える動作です。
バトル開始直後から使用することができますが、技の威力自体はあまり強くありません。ポケモンが使える基本的な技と言えます。
スペシャルアタックとは
バトル開始直後は使用できないものの、威力の大きいダメージを与えることのできる技がスペシャル技です。その発動条件として、ノーマルアタックを繰り返し発動して、スペシャルアタックゲージを貯める必要があります。
▲ 技名のよこにゲージが伸びているものがスペシャルアタック
スペシャルアタックはノーマルアタックと比べて大きなダメージを与えることができます。
ですが、このチャージをためる時間に相手のポケモンが先にスペシャルアタックを使用してくる場合も。そうなると、自分がスペシャルアタックを発動する暇もないまま倒されてしまうこともあります。
そのため、いかに早く、いかに強力なスペシャルアタックを覚えたポケモンを対戦で使用するか。
これが重要となってくるのです。
フィールドに出現する野生のポケモンは、捕獲した際からそれぞれの技を覚えています。わざマシンなどを使用して、違う技を覚えさせることも可能です。
スペシャルアタックを早くするには「EPS」を知ろう
それでは、スペシャルアタックを早く発動するためにはどうしたら良いのでしょうか?
スペシャルアタックのチャージを早くためるためには、ノーマルアタックの攻撃回数が多いということが必須条件となります。
1秒間に1回しか攻撃できないノーマル技よりも、1秒間に2回、3回と攻撃した方がゲージが溜まるのが早くなる。
ノーマルアタックは早ければ早いほど、スペシャルアタックが早く出せる!というわけです。
この攻撃回数の多さの指標となる数値にEPSと呼ばれるものがあります。
EPSとは?
EPSとは、Energy Per Secondの略。
その名の通り1秒間にたまるエネルギーの量です。このEPSが高いほど、ゲージが溜まりやすくなっています。
このEPSを参考に、ノーマルアタックやスペシャルアタックの組み合わせを考えていくことが、バトル勝利へとつながります。
しかし、ここで疑問を感じた方もいるのではないでしょうか?
スペシャルアタックには、1ゲージ発動タイプのもの、2ゲージで発動のものがありますよね。
では、スペシャルアタックを早くするためには、どのタイプの技を覚えさせると良いのでしょうか?
スペシャルアタックの「ゲージ」とは
もしスペシャルアタックの発動の速さだけを求めるのであれば、2や3ゲージタイプの技を覚えさせましょう。
ポケモンGOにおいて、ゲージとしてのマックス量は1ゲージでも2ゲージでも同じです。
つまり、ゲージ最大を100とすると、同じ100を貯めるまでに1ゲージでは1回。もし2ゲージであれば2回のスペシャルアタックを行うことができます。
1ゲージタイプのスペシャルアタックは、威力こそ大きいものの、ゲージをためるのに時間がかかってしまいます。大きなダメージの技を1回使う為に長い時間をかけてしまうということです。
スペシャルアタックの威力とゲージ差
例えば、はかいこうせんは威力が150です。ですが、発動までは1ゲージ。
この1ゲージを貯めている間に、威力の高い2ゲージ技をスペシャルアタックとして相手が繰り出してくる可能性もありますよね。
その場合、自分はスペシャルアタックを発動できないまま、相手の2回分のダメージを負う。またはシールドを使いきることになってしまいます。
一方で、ドラゴンクローは威力こそ50ですが、3ゲージ技。
なので、はかいこうせんを1ゲージ貯めている間に3回攻撃することができます。総ダメージ量としては50×3=150ではかいこうせん1回分と同じ。とはいえ、ポケモンそれぞれの個体値やノーマル技によってはドラゴンクローを繰り出したポケモンに軍配が上がります。
はかいこうせんで相手を倒す、ロマンはありますが、バトルで使用するには少し難易度の高いわざと言えます。
おすすめスペシャルアタック例は
それでは、おすすめのスペシャルアタックにはどんな技があるのでしょうか?
これまで述べた点から
EPSの高いノーマル技でゲージをためる+威力とゲージのバランスのいいスペシャルアタック
これでバトルを有利に進めるという構成がおすすめであることがわかります。
レイド戦でもジム線でも活躍することができるポケモンに、メタグロスがあげられます。
彼のおすすめ技構成は通常技にバレットパンチ、スペシャル技にコメットパンチの組み合わせでしょう。
バレットパンチは威力こそ9ですが、EPSはおよそ11です。
コメットパンチは威力100の2ゲージ技です。
メタグロスが覚えるその他の通常技にしねんのずつきがあります。ですが、こちらは威力9のEPSも約9となっています。
コメットパンチのゲージが100で溜まります。バレットパンチでは10ターン。しねんのずつきでは11ターンかかる計算になります。
たった1ターン差ですが、その間ノーマルアタックは続いているため、バレットパンチがおすすめと言われています。
その他にも、ミュウツーの覚えるサイコカッターも高EPSの技です。威力は5ですが、EPSは13。
先ほどのバレットパンチよりも高い数値となっています。
スペシャルアタックを極めるにはノーマルアタックから
このように、EPSを知ることで効率よくクリアすることが出来ます。スペシャルアタックを制するためには、ノーマルアタックを詳しく知る必要がある。
これがバトルの面白さと難しさを作っているポイントです。
ポケモンバトルをもっと有利に進めたい!
と考えている方は是非EPSを参考に技構成を考えてみてくださいね。
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