ポケモンGOにおける楽しみ方のひとつ、PvPバトルで重要になってくるのが個体値です。
ゲットしたポケモンを育成、強化してバトルを楽しむ、というのが基本的な流れ。ですが、強化や進化にはコストがかかります。すべてを無制限に強化するのは難しいですよね。
できれば強い子を育成して無駄をなくしたいところ。
強いポケモンとはどのようなポケモンなのでしょうか?
ポケモンの強さを表す指標に、CPや個体値が挙げられます。種族値と呼ばれる数値もありますが、それはひとまずおいておいて…。
今回はこのCPと個体値について調べていきましょう。
CP・個体値ってなに?
ポケモンをタップすると数値として記載があるCP。
ですが、個体値の記載は見当たりません。どちらも強さの指標ですが、何が違うのでしょうか?
ポケモンGOにおけるCPとは、Combat Powerの略。
この数値が高いほど強力なポケモンとして扱われます。このCPは攻撃力や防御力などの要素によって決まります。
そのため、同じ種類のポケモンであったとしてもCPが異なる場合があるんです。だから強化する=攻撃力・防御力UP=CPがあがるというわけです。
逆に、CPが同じであったとしても、ポケモン同士の攻撃力や防御力が同じというわけでもありません。攻撃力と防御力には、それぞれに種族値と個体値が関与しているからです。
個体値はポケモンの細かい能力ステータスをあらわす
例えば、仮にCP100のポケモンがいるとします。
そのポケモンは防御力80の攻撃力20かもしれませんし、防御力40の攻撃力60なのかもしれません。そのため、CPだけでは一概に正確な強さを判断することはできません。
そこでCPをさらに詳しくみた指標に個体値が挙げられます。
この個体値はさらに、攻撃力、防御力、HPから判断される指標です。
それぞれにおいて、数値で示すと0~15の16段階で振り分けられています。この3種類のステータスの合計が個体値として示されることになります。
ちょっと小難しい話になってしまいましたが、まとめると
CPは個体値と種族値が関与しているステータス
個体値はポケモンそれぞれの攻撃力や防御力を数値化した指数
ということになります。
個体値はどうやって調べる?「ポケモンを調べてもらう」でチェック
CPは実際に数値として示されていますが、個体値も調べることができます。
個体値を簡単に調べるためには、「ポケモンを調べてもらう」機能を使うことで確認ができます。
まずはボックスの中の個体値を調べたいポケモンをタップ。
その画面の右下のメニューボタンから「ポケモンを調べてもらう」を選択します。
すると、自分の所属しているジムのチームリーダーが星スタンプと3種類のバーでポケモンの個体値を示してくれます。
ちなみにそのままスワイプしていくと、並びの他のポケモンたちの個体値も続けて確認できますよ。
この星と3種類のバーは何を意味しているのでしょうか?
個体値の表示と意味を解説
この星がポケモンの個体値の総合評価を示しています。
星の数が多いほど、個体値として優れているという意味です。
評価の星は0個から3個で表されますが、星3には2種類の評価があります。
星3個で黄色のスタンプの場合、そのポケモンの個体値はおよそ80~98%を示します。
そして、星3個でピンクのスタンプの場合。それは俗にいう☆4とも呼ばれる個体値MAX(マックス)、すなわち100%を示します。
では、3種類のバーは何を示すのでしょうか?
見ての通り、それぞれ こうげき、ぼうぎょ、HP を示しています。
バーは3等分されており、このバーが全てオレンジで満たされていると最大値であるという意味になります。(MAX時は赤になります)
バー自体は3等分されていますが、実際には1/3にも満たなかったり、2等分目と3等分目の間にある、という表記を見たことがある方も多いかと思います。
それこそ、上記で触れた0~15で示される個体値に由来するのです。
0を含めて16段階の評価を、3等分して示していることになります。中途半端な4なとの評価の場合、1本目のバーに少し満たない表記となります。
個体値は100が理想? 厳選基準
個体値は100が理想なのでしょうか?
個体値100とは、攻撃力、防御力、HPのすべてが最大評価の場合のみの数値です。そのため、個体値が高いほど強力なポケモンとなるのは確かです。
ですが、
捕獲時からCPは高いけれど、個体値は低いポケモン
CPは低いけれど個体値は高いポケモン
どちらを優先して厳選すれば良いのでしょうか?
それは、個人個人のポケモンGO自体のプレイスタイルにも大きく左右されます。
PvPをしないならCP優先でOK
もし、あまりバトルリーグをプレイしないのであれば、CP高めで個体値が低いポケモンを優先した方が良いでしょう。
その理由は、育成にかかるコストにあります。CPはポケモンを強化することでアップすることができますが、ポケモンの強化には星の砂とポケモンのアメが必要です。
CPが低いポケモンの強化には、大量のアメと星の砂が必要です。それによって、他のポケモンを強化するためのアメやほしのすなまで枯渇してしまう場合が多いのです。
そのため、ジムやレイドバトルを主にプレイする。というスタイルのトレーナーさんは、CPが高いポケモンを優先して育成した方が、コストを抑えたうえで多くのポケモンを育てることができます。
CPの高さを優先しつつ、ポケモンボックスを整理するときに悩んだら個体値もみる。コレクション的に評価MAXはとっておく。そんな扱いで充分かなと思います。
逆に個体値にこだわると有利なのはバトルリーグに参加するトレーナー。
バトルリーグには各種リーグでCP制限があります。もしバトルリーグをプレイする方は、それぞれのリーグにおいておすすめのポケモンたちに絞って個体値の高いポケモンを育成することをお勧めします。
かなりの上級者になると、あえて個体値を下げて理想のパーティーをつくりあげる方法もあるのですが…。
より細かく調べたいなら個体値チェッカーも◯
各ジムリーダーが評価を判定してくれますが、これは16段階を3等分に縮小した大雑把な指標です
バトルリーグにおけるCP制限では、この個体値が関与して来ます。
ポケモンGOでは、攻撃力が大きくCPに関係する仕様となっています。そのため攻撃力が低い方が、CPがより低くなります。
つまり、CP制限のあるバトルリーグでは、攻撃力が低い個体の方が制限ギリギリまで育成することができることになります。
そうとなると、バトルガチ勢の方はもっと詳しく個体値を調べたくなりますね。
そのためには個体値チェッカーを使用することもおすすめです。アプリやWebサイトなど、様々なツールがあります。
ポケモンの個体をスクリーンショットして判定してもらうものや、実数値の入力が反映されるタイプのものなどがあるため、ご自身の使用しやすいものを利用してくださいね。
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